Macbookを利用しているがWindowsを起動させたい、Windowsでしか動作しないソフトウェア/アプリケーションを使用したい、仕事上Windowsを利用する必要がある、等のご要望をかなえるソフトウェア「Parallels Desktop for Mac」をご紹介します。
MacでWindowsを使えるソフトウェア【Parallels】
Windowsで起動させたい気持ち
Windowsの需要
日本は海外に比べiPhone大国と言われておりスマートフォンのシェア率はiPhoneが大きな数字となっております。
しかし、PCに関してはまだまだWindowsを利用しているユーザが9割近くとなります。PCとスマートフォンは別物と考えている人が多いのか、OSをあまり気にしていない人が多い、またはMacbookのiOSが触ったことがない/操作の仕方がわからないという方がほとんどだと思います。学校のパソコン/コンピュータを利用した授業もほとんどがWindowsとなる為、触り慣れているWindowsを購入すれば安心する要素があるから皆Windowsを購入するイメージが私にはあります。
どの企業/学校も環境のベースはWindowsだし、まだまだPCのOSはWindows依存してる
引用 マイナビニュース
私はMacbookを利用しておりますが、仕事上Windowsを利用する必要があるシーンがあります。特にエンジニアリングをしている場合、検証などでWindowsが必要な場面もあります。
なので色々調べ実際に使用しているソフトウェアなどを紹介しますね!
MacbookでWindowsを起動させる方法は2つ
Boot Campアシスタント(面倒くさい)
Boot CampアシスタントはデフォルトでMacにインストールされたソフトウェア(機能)となります。
虫眼鏡マークから「Boot Camp」と調べるか、Launchpadから”その他”を選択すると見つけることが可能です。
デフォルトでBoot Campはインストールされていますが、コレだけではWindowsを起動することができません。OSの仕組みを理解している人であれば当たり前と思う方がほとんどですが、詳しくない方からすると不思議ですよね。パソコンってのはCPUなどのプロセッサやメモリであったり予め空白の箱があります。そこにOSファイルと呼ばれるWindowsやMac OSがデプロイ(装着)されて初めてWindows/Mac OSの利用ができます。
当初はWindowsやMac OSは高級OSって言われるくらい画期的なグラフィックが追加されたOSですよ!
簡潔に言えばBoot Campを利用し、Macbookの箱の中に「現在動いているMac OS」と「新たに追加するWindows OS」の2つを動作させます!
以下のようなイメージとなり、2つのOSをMacbookに直接的に入れることになり、ファイル/アプリケーション/設定などは別々に扱われます。つまり、Macbookに「Mac OSのPC」と「Windows OSのPC」の2台があるイメージとなります。
※Mac OSとWindos OS間でファイル共有する方法はあるようですが。
そして、まだ言っておりませんでしたがWindows OSは無料ではありません。もしBootCampを利用してWindowsを使用する場合はWindows OSのファイル/ディイスクの購入が必要でお金が意外とかかり、インストールも素人からすると不安要素が多く難しくなります。
ディスクでインストールする場合外付けDVDも必要になります。(最近のMacbookはUSB type-cになるので対応している必要もあります。)
またBootCampの場合、WindowsとMacを切り替える際は、イチイチ再起動する必要があります。
PC起動時にどっちのOSで起動するか選択する必要があります。(え、超めんどくさ〜)
Windows OSはAmazonで購入するのが一番安く手に入れることが可能です。
Parallels Desktop for Mac(超簡単・超便利)
そこで今回紹介したいのがParallels Inc.<パラレル公式サイト>がリリースしている【Parallels】というソフトフェアになります!正式にはParallesls Desktop for Macというソフトウェア名になります。
私も利用してますが非常に便利なソフトウェアです!!!
まず、Boot Campとの大きな違いは、MacbookのMac OS上でParallelsを起動させその上でWindowsを起動します。
???どういうことだ。。と思っている方も多いはずです。図で説明すると以下のような仕組みとなります。つまりParallelsの画面上でWindowsの操作ができますので、同時にMac OSとWindows OS上での操作が可能です。また、データも常に共有されており、Macのデスクトップに配置されているファイルはWindowsのデスクトップに配置されています。(ディレクトリ構造がほぼ同じ)
まだパソコンの構造に理解が苦しんでる方は私のパソコン画面を見たら理解できるかも!
Parallelsを始めると赤枠のように新しいウインドウが表示され、Windows10をスタートするような画面が表示されます。
大きな再生マークをクリックするとParallels上でWindowsが起動し、以下のようにWindowsのデスクトップが表示されます。
見てわかるようにMac上にWindowsを起動しており、いつでもWindowsを起動したり、Windowsの操作、Windowsのシャットダウンが可能となります。Parallelsを閉じるとWindowsも終了します。詳しくはわかりませんが、Parallelsを終了した画面でWindowsが記録されており、再度Parallesを起動した際に閉じた途中から始まります。(便利なのかな??)
見た目はリモートデスクトップでWindowsを操作している感じでヌルヌル動くよ!
そしてWindowsのインストールもParallels DeskTop上で行うことができ、数回クリックするだけで自動でインストールも行うので非常に楽々にインストールが可能です。
私的には非常にオススメなソフトウェアとなります!!!
Parallelsの購入
公式サイト
Parallelsは以下公式サイトから購入が可能です。
パラレル公式サイト
公式サイトであればサポートも付き、一番安く手に入れることができます。
複数のエディション
Parallelsには3つのエディションがあります。
「Standard Edition」「Pro Edition」「Bussiness Edition」
詳細はパラレル公式サイトに書かれておりますが、とりあえずはStandard Editionで問題無いかと思います。
※Standardの場合、Parallelsのアップグレード/バージョンアップができません。最新バージョンにできませんので、新機能など利用することが不可となります。
Parallels上で色々する場合はStandardより上を購入してもいいかもね〜
新しくAppleシリコン M1を搭載したMacbookなどの登場によりMacへ移行するユーザも多くなるかと思いますが、Parallelsを利用することで問題なくWindowsの利用が可能となります。Parallelsを動かしていてもMac上で作業が可能ですので安心して使用できます。