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【簡単に分かりやすく】BuffaloのWi-Fiルータはどれを選べばいい？エンジニアがおすすめを教えます。

商品レビュー

昨今、話題となっているWiFi6対応の無線ルータ（アクセスポイント）が法人向け、家庭用向けに様々なメーカからリリースがされております。

ネットワークエンジニアをしている私から、皆さんの中で一番有名であろうBAFFALO社のWiFiを紹介します。

最新のiPhoneたちもWiFi6に対応しているから要チェック！！！

目次

WiFi6って何？

WiFi6 = 802.11ax

Wi-Fi6は、2019年から姿を表した、無線通信の最新規格（802.11ax）となります。

キサイマン
IEEE団体の802.11メンバーが採用した無線規格だよ〜
前までの主流がWiFi5(802.11ac)となります。
キサイマン
802.11acとか802.11axとか802.11nとか覚えづらいからWiFi○って表現してるらしいよ！

従来のものと何が違う？

色々通信技術が追加、変更され大雑把に言えば「通信速度」「高密度通信」が向上しました。

トラフィックの電気信号をデジタルに変える変調方式が変わったり、複数のアンテナを利用した同時通信の上り・下りができるようになったり、詳しいことを話すといっぱいありますが、ここで触れると皆の頭が爆発しますので控えておきます。

キサイマン
まぁ、家庭で使うなら通信が速ければイイよね！！！笑

BUFFALOのWiFi6製品の選択

WiFi6製品の選択には落とし穴が…..

WiFiに詳しくない人は、速さを求めて一番高い物を購入する方も多いかと思われますが、色々落とし穴があり気を付ける必要があります。

キサイマン
最新のWiFiにすれば何でも速くなるわけではありません！！！

【通信規格】

先ほど、無線規格の話をしましたよね。実は無線を利用するスマホ・PCがWiFi6に対応していないと意味がありません。泣
通信をする上で同じ規格でないと意味がないんです。。互換性もありますので通信ができないわけではありません。WiFi6に対応していない場合はWiFi5などの下位規格で通信を行います。
【アンテナ数】
WiFi6の利点として複数のアンテナで同時通信をする技術があります。これはスマホ・PC側も同じです。ストリーム数と呼ばれることもあります。
WiFiルータ側が4本（送信用、受信用共に）ある場合、スマホ・PCも4本（送信用、受信用共に）あれば最大限の速度がでます。
例）「２×２：２」　と表記されっている場合、送信アンテナ２本、受信アンテナ２本の２ストリームという呼び方になります。
【最大速度】
よくWiFi製品のパッケージに最大速度800Mbpsなど記載がされておりますがこれはアンテナ数が最大＋ボンディング機能※を使用した場合の論理的な速度となります。
※ボンディング機能とは電波の帯域幅を倍々にする技術で最大160Mhzまで拡大可能です。通常は20MHz幅です。通信速度も倍々になります。（帯域幅が大きくなるので電波干渉する可能性もあります。）
キサイマン
製品パッケージに書かれてる速度って実際そんなに出ないだよ〜
また、今回は詳細に触れませんが、複数同時通信の上り・下りであるMU-MIMOに対応しているスマホ・PCもほとんどありません。

結局BAFFALOのどれを選べばいい？

結局どれを選べばいいのでしょうか。

まず、前述で記載した通りWiFi6対応のスマホ・PCがなければWiFi6のWiFiルータに変える必要はないです！！

WiFi6に対応する端末があれば変えることをオススメします！！

WiFi6に対応している端末

例えばiPhoneですとiPhone11から対応していたり、GalaxyはS20から対応しております。
PCでは2020年モデルのMacBook Proであったり、HPの最新PCも対応しております。
だいたい2020年6月くらいから発売されている端末にはWiFi6に対応している機器が多い傾向にあります！
キサイマン
今持っている端末が対応しているかわからない場合は、端末のサイトなどに記載されてますよ〜
例えば以下のように「802.11ax」「Wi-Fi6」と記載されていればWiFi6に対応しています。
Apple公式サイト、2020 13inc MacBook proから引用
キサイマン
みんなコレは確認しておいた方がいいよ〜

BUFFALOのWiFi6ルータのオススメ

長くなってしまい申し訳ございません。

ここまで読んでくださった方はどれを選べばいいのか少しイメージがつくのではと思います。

しかし、不安もあると思いますので、上記の技術を参考に私からパターン毎でどれを選べばいいか教えましょう！！！

まずはラインナップを見てみましょう！

BUFFALO公式サイトから引用（左に行くほど高モデル）

まず、アンテナが外付けの「WXR-5950」「WXR-5700」は他と使用用途が変わります。※後で紹介しますね。

「WSR-1800」

アンテナ数を考慮すると、スマートフォンを接続するだけであれば問題ありません。※iPhoneはアンテナ数が2×2となります。

だいたい、スマートフォンは1×1または2×2です。

スマートフォンしか接続しない、PCをほとんど使わない人であればこのモデルで十分です！！！

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感想(17件)

 


「WSR-3200」

2016年以降のMacBook Proなどはアンテナ数が３×３となりますので、まず、「WSR-3200」以上のモデルがオススメです。アンテナ数をフル活用させるためにです。

しかし、このWiFiルータは注意点があります。

「WSR-3200」は5GHzと2.4GHzのアンテナが共通使用となりますので、5GHzで使用している場合は2.4GHzが同時通信で使えなくなるのではと予想されます。なので、2.4GHzでしか接続できない端末（昔/古い端末）がいる場合は「WSR-5400」がいいのではと考えられます。

スマホ１台とPC１台しか保有していない場合であれば、かなり無難なモデルになると思います！

キサイマン
古い端末では2.4GHzでしか接続できないものがあるから、WiFiに接続できない可能性があるよ

「WSR-5400」

正直、コレが今後の万能モデルだと考えています。

アンテナ数も4×4で現状どの端末に対してもアンテナが足りないことがありません！

PCやスマートフォンなど複数台（10台以内）あるのであれば、間違いなくこのモデルを選ぶべきです。PCはアンテナ数が増加している傾向がある為、4×4が出た場合役に立つかも！？

一般家庭で安定した通信の確保が必要な場合、リモートワークで安定した通信を確保したいのであれば間違いなくこのモデルです。

キサイマン
まぁ当分は4×4の端末はでないと思うけど、MU-MIMOの環境では役に立つかも！

「WXR-5950」「WXR-5700」【外付けアンテナモデル】

WSR-5400よりもいいスコアを出したい！複数の部屋の通信安定を確保したい！壁が多く入り組んだ環境で使用したい！という場合はこの2つのモデルから選べばいいです。

「このモデルの方が高いから通信が早い」というわけではありません。

この2つはアンテナが外に剥き出しているので、通信方向を自由に決めることができ、指向性によるアンテナゲインが高くなります。
キサイマン
簡単に言えばメガホンみたいなもの！電波の方向を絞ることができて電波品質を確保できるよ〜
なので、２本はA部屋、２本はB部屋に向けることで複数の通信の安定を確保することができます。
こんな使い方をしますので、上記の状況以外の人は買わなくて大丈夫です！！！無駄金しないでね〜、オーバースペックになる可能性大です！！
アンテナを直接向けることで通信は速くなりますが、劇的に速くはなりません。。。
※詳細はまた別記事で教えます。


迷ったら家庭向き「WSR-5400」、１人向き「WSR-1800」

少し高いですが、家庭で１台買うのであれば、WSR-5400です！新無線規格が出るまで安定して今後も継続して使用することが可能です。

キサイマン
WiFi6で十分速いから新規格出てもあと７年は問題なく使えるね〜

１人暮らしでスマホしか接続しない、接続しないのであればWSR-1800で十分です！１０台くらいつなぐってなると通信が遅くなりますが。

是非、家のWiFi環境も新しくし、iPhoneなどの新型の通信速度を体感しましょう！！！